未就学児のレッスン生の方や導入期のレッスンのためにExcelで新しく作りました。
黒鍵部分の間隔をミリ単位で調整したり、下の部分を音符のカラーに変更。
鍵盤シート、きれいに剥がせる鍵盤シールも売っていますが、
鍵盤の並びかたに慣れるまでの一時的に使用するものなので手作りのものをお渡ししています。

3・4歳児さんには、この色音符テキストがおすすめです。

TEL.06-6482-7371
未就学児のレッスン生の方や導入期のレッスンのためにExcelで新しく作りました。
黒鍵部分の間隔をミリ単位で調整したり、下の部分を音符のカラーに変更。
鍵盤シート、きれいに剥がせる鍵盤シールも売っていますが、
鍵盤の並びかたに慣れるまでの一時的に使用するものなので手作りのものをお渡ししています。
3・4歳児さんには、この色音符テキストがおすすめです。
ピアノは音域が広いので多くの楽譜は、ト音記号とヘ音記号の2段楽譜(大譜表)です。
基本的には、上の段を右手、下の段を左手が担当します。
ピアノの演奏は、右手と左手ちがう動きが求められるので、まず2段楽譜の大譜表に慣れるのが
はじめの一歩ですね。
導入期の幼児・低学年の子どもたちは、左右がパッと反射的に対応できる年齢でもないので、
ピアノの楽譜に慣れるまでは色で見分ける方法をとっています。
レッスンでは、3つの方法で楽譜の左右を頭と身体に馴染ませていきます。
①ボンゴでリズム練習 メトロノームなどに合わせて、「あか・あお」「みぎ・ひだり」
②どっちの手で弾く ゲーム感覚で「音ぷどっちの手で弾く」
③楽譜の左右の色分け 色分けの作業で左右の確認
みぎて 赤
ひだりて 青
楽譜に慣れてくると瞬時に判断できるようになるよ!
慣れるには日々の練習が大切
リズム練習はじめの一歩は、拍に合わせて打つ練習
メトロノームなどに合わせてメジャーな2・3・4拍子
①「イチ・二ー」「イチ・ニー・サン」「イチ・ニー・サン・シー」など
各拍子の拍を声を出しながらカウント
②手拍子や打楽器で打つ
その拍子の強拍「イチ」を意識しながら練習すると拍子感が身についていきます
次は休符も入ったリズム譜をみて
①「タン・ウン」などリズム言葉で練習
②メトロノームに合わせながら、手拍子や打楽器で打つ
「タン」「ウン」は、長さを縮めてしまうと拍がずれてテンポがだんだん速く
なってしまうので注意が必要です
まだピアノのけんばん、音列に慣れていないレッスン生の方のトレーニングのために
ドレミとファソラシの鍵盤を2等分にしてみました。
白い鍵盤は同じ間隔で横並びになっているので、黒鍵盤に注目してみましょう。
2つの黒い山(鍵盤)と3つの黒い山がありますね。
2つの黒い山の左下がドの音、3つの黒い山の左下がファの音です
ドとファの位置を覚えたら、鍵盤位置をとらえるスピードも速くなりますね。
〇の位置に音名のマグネットを置いて、鍵盤と音名の確認です。
ピアノは音域が広い楽器なので、五線譜が2段の大譜表が通常です。
当教室では、スラスラ音ぷが読めるようになるために、大譜表の手作りの音ぷカード
やプリントでレッスン中にトレーニングしています。
その中でも最初の壁は、上段のト音記号はドレミファソラシドと上っていくのに
下段のヘ音記号はドシラソファミレドと下がっていくところ。
ここでチャレンジ問題。
中央のドの音は短い線という特徴があるので、
正解率98%
(下段のヘ音記号側のドを数えわすれないように)
間違えやすいのが
上下に対称になるレの音(黄)とシの音(グレー)
下段のシの音をレと数えてしまうことです。
正解レは1つ、シは3つです。
左から順にドレドシドドドシドドドシ
間違えに気づいて音読みを繰り返すことで音ぷを
スラスラ読める自分に近づきます✨
音ぷをスラスラ読めるようになるためには言語をマスターするように、
日々触れて学習していく必要があります。
初心者の子どもは、楽譜の指番号を見て弾いたり、耳で覚えて弾いている場合も
あるので、読譜力をつけるために音ぷを読む練習をレッスン時に設けています。
進め方は、この本を参考にしてみました。
幼児や低年齢の方の特性・思考回路など
分かりやすく書かれているので、指導者に
お勧めです。
音ぷカードで音高を確認
①ドはいくつありますか
②レはいくつありますか
③左から音ぷをよみましょう
(初級は順次進行・3度の音程のみ)
この手順で1音ずつ増やしていきます
幼児・低学年の方は上の表の7~11を後回しにして、中央ドの上下5度の音程
をまずしっかり覚えてもらうようにしています。
最低3回は繰り返して、大譜表にも少しずつ慣れていきましょう。
スケール(音階)を弾くための予備練習として、難易度を段階的にあげて
進めています(教材は手作りです)。
この予備練習で指ならしをしておくと1オクターブのスケールに進んだときに
躊躇うことなく進むことができます。
スケールの調の進め方は、
ドレミファ(ハ・ニ・ホ・へ長調・・・)
の順番で3ステップ
3ステップ進め方
1回目 5指をフルに使って確認
2回目 最初の5音の運指確認(片手)
3回目 〃 (両手)
スケールは、ドレミファソラシドなどの音階のことです。
スケールは、メロディーの土台となっているので、スラスラピアノを弾けるように
なるには必要な練習です。
導入期はまず5指の型のスケール から(第6音・第7音省く)
ハ長調の場合 ド・レ・ミ・ファ・ソ
白鍵スタートのみ(ハ・ニ・ホ・へ・ト・イ・ロ長調)
みぎて・ひだりて・りょうての順に進めていきます。
(教材は手作りです)
スケール練習のメリット
・いろいろな調に触れる→音感・耳が育つ
・鍵盤感覚が身につく→手元を見ないで弾けるようになる
譜面を読むことよりたどっていく鍵盤位置などを確認したいので
①自分で鍵盤の欄にしるしを入れる
②音階の名前を知る
③実際に弾いてみる
①②は書き込むスタイルに仕上げました。
繰り返しの練習が必要なので、1・2回目チェック欄も作りました
スケール練習は楽しいものではないので、嫌いにならないために、
曲は短く1回に弾く回数も少なめにしています。
当教室では補助教材として楽譜やワークを手作りしています。
最近は、3・4歳児用向けの楽譜も多く出版されていて、とても参考になります。
理解度は個人差があり、市販のものでは進度のペースが早いと感じることも
あるので手間を惜しまず。
導入期に難しいと感じて、つまずいてしまうとピアノが楽しいものではなくなって
しまうので、ゆっくり丁寧にを心がけています。
最初のレッスンでは
①手形をとる
②指番号確認(手形で)
③習った音にシールを貼っていく
未就学児は、色音符を使用
ドに赤シールを貼ったり
ドのつく言葉探し
低学年用は少し発展。
ファイリングして使用。
右手(中央ド~ソ)左手(中央ド~ファ)
をおぼえて弾けるようになると、いよいよ両手奏。
当教室では、このテキストからピックアップして
練習しています。
先生が弾く伴奏(わらべ歌等)に合わせて、生徒は上記の1小節を繰り返し弾いてもらいます。
①は、音をひきわたす(つなぐ)
②は、右手と左手の打鍵同時に
③は、1拍目に左手をいれる(④の準備練習)
④は、左手は同音連打。このとき子どもの場合、(左手につられて)右手のメロディーをはじいてしま
うことが多く、音がとぎれてしまうので、打ちかえの左手が鍵盤に下りてくるまで右指を鍵盤に残しておくことを意識させます。(上からおさえてあげるとつなぐコツをつかみやすい)
はじめは右手と左手の別行動に慣れませんが、知っている曲に合わせて繰り返し弾くことで
マスターできます。