はじめての両手奏

右手(中央ド~ソ)左手(中央ド~ファ)
をおぼえて弾けるようになると、いよいよ両手奏。
当教室では、このテキストからピックアップして
練習しています。

先生が弾く伴奏(わらべ歌等)に合わせて、生徒は上記の1小節を繰り返し弾いてもらいます。

①は、音をひきわたす(つなぐ)
②は、右手と左手の打鍵同時に
③は、1拍目に左手をいれる(④の準備練習)
④は、左手は同音連打。このとき子どもの場合、(左手につられて)右手のメロディーをはじいてしま
うことが多く、音がとぎれてしまうので、打ちかえの左手が鍵盤に下りてくるまで右指を鍵盤に残しておくことを意識させます。(上からおさえてあげるとつなぐコツをつかみやすい)

はじめは右手と左手の別行動に慣れませんが、知っている曲に合わせて繰り返し弾くことで
マスターできます。

リズム練習(野菜編)

野菜のなまえ(ことば)でリズム練習。
まずはリズムと合う野菜選びから。


2拍子でとっているので、文字数の多い野菜は16分音符で細かく刻むことになりますが、
早口ことばのようで小学生は楽しく練習できます。
(幼児、導入期のかたは、倍の4拍子で)
同じリズムの野菜を探したり、他の野菜のリズムを考えるのも良いですね。

主な使用テキスト①

 テキストは昔からの定番のものや最近発行されたもの、定期的に楽器店で楽譜を見ながら
選んでいます。

ポイント

【導入期(幼児期・低学年)】

こどもは視覚優位の特性があるそうなので下記の2点を意識しています。

  • 曲が短い(達成感・モチベーション持続)
  • イラストが多い・できればカラー(想像力・イメージが湧く)

【初級】

基礎をしっかり学びながら、弾ける楽しみを感じることができるもの。

  • スケール(音階)・いろいろな調性が学べるもの(テクニック系)

  • いろいろな時代・国・作曲家の作品が入っている曲集

  • 聴いたことのある曲

バスティンのテクニック

バスティン夫妻がアメリカ人なので、イラストや曲調がアメリカンです。早くからいろいろな調性のスケール(音階)や曲が学べます。

ぴあのどりーむ

中央ドから学んでいく教材です。
進度がゆっくりで幼児から無理なく進めていけます。
イラストが色彩豊かで絵本のような夢のあるテキストです。

ギロック・湯山昭 曲集

子供向けの曲がたくさんあるので発表会以外でも
チョイスして使用しています。

バイエル・ブルグミュラー

定番のテキスト。
バイエルはピックアップして使用。
ブルグミュラーは練習曲ですが、発表会で弾くような華やかな曲もあります。
 

バスティン オール イン ワン

よむ・ひく・かくを1冊で学べます。
コードネームも勉強できます。

キャロリン ミラー・キャサリン ロリンズ
グレンダ オースティン

こどもでも弾けるオシャレな曲が満載です。
発表会以外にもピックアップしてレッスンで使用しています。

2023年5月1日 | カテゴリー : テキスト | 投稿者 : pianolesson-kanon