リズム練習はじめの一歩

リズム練習はじめの一歩は、拍に合わせて打つ練習

メトロノームなどに合わせてメジャーな2・3・4拍子

①「イチ・二ー」「イチ・ニー・サン」「イチ・ニー・サン・シー」など

各拍子の拍を声を出しながらカウント

②手拍子や打楽器で打つ

その拍子の強拍「イチ」を意識しながら練習すると拍子感が身についていきます

次は休符も入ったリズム譜をみて

①「タン・ウン」などリズム言葉で練習

②メトロノームに合わせながら、手拍子や打楽器で打つ

「タン」「ウン」は、長さを縮めてしまうと拍がずれてテンポがだんだん速く

なってしまうので注意が必要です


ドレミとファソラシ

まだピアノのけんばん、音列に慣れていないレッスン生の方のトレーニングのために

ドレミとファソラシの鍵盤を2等分にしてみました。

白い鍵盤は同じ間隔で横並びになっているので、黒鍵盤に注目してみましょう。

2つの黒い山(鍵盤)と3つの黒い山がありますね。

2つの黒い山の左下がの音、3つの黒い山の左下がファの音です

ドとファの位置を覚えたら、鍵盤位置をとらえるスピードも速くなりますね。

〇の位置に音名のマグネットを置いて、鍵盤と音名の確認です。

導入期の手作り教材

当教室では補助教材として楽譜やワークを手作りしています。
最近は、3・4歳児用向けの楽譜も多く出版されていて、とても参考になります。
理解度は個人差があり、市販のものでは進度のペースが早いと感じることも
あるので手間を惜しまず。

導入期に難しいと感じて、つまずいてしまうとピアノが楽しいものではなくなって
しまうので、ゆっくり丁寧にを心がけています。

最初のレッスンでは
①手形をとる
②指番号確認(手形で)
③習った音にシールを貼っていく



未就学児は、色音符を使用
ドに赤シールを貼ったり
ドのつく言葉探し

低学年用は少し発展。
ファイリングして使用。

リズム練習(スイーツ・くだもの編)

今回は、スイーツやくだものでリズム練習。
ラミネートをして上からペンで書きこんで
何度も使えるようにします。

今回は4拍子にしてみました。
長い言葉のリズムにしたかったので、上段のスイーツは少し頭をひねる必要があります。


答え↓

キャンディーは、ペロペロキャンディー
ドーナツは、チョコドーナツ
パフェは、フルーツの少ない💦
フルーツパフェ
ショートケーキは、付点のリズムに。
緑のドリンクは、クリームソーダです。
左下イラストは、ミックスジュース
残りは、ブルーベリー・ストロベリー・グレープフルーツ

リズム練習の時は、文字と音符を照らし合わせて。
のばすところは、付点4分音符・4分音符
つまるところは、8分休符になります。

はじめての両手奏

右手(中央ド~ソ)左手(中央ド~ファ)
をおぼえて弾けるようになると、いよいよ両手奏。
当教室では、このテキストからピックアップして
練習しています。

先生が弾く伴奏(わらべ歌等)に合わせて、生徒は上記の1小節を繰り返し弾いてもらいます。

①は、音をひきわたす(つなぐ)
②は、右手と左手の打鍵同時に
③は、1拍目に左手をいれる(④の準備練習)
④は、左手は同音連打。このとき子どもの場合、(左手につられて)右手のメロディーをはじいてしま
うことが多く、音がとぎれてしまうので、打ちかえの左手が鍵盤に下りてくるまで右指を鍵盤に残しておくことを意識させます。(上からおさえてあげるとつなぐコツをつかみやすい)

はじめは右手と左手の別行動に慣れませんが、知っている曲に合わせて繰り返し弾くことで
マスターできます。

リズム練習(野菜編)

野菜のなまえ(ことば)でリズム練習。
まずはリズムと合う野菜選びから。


2拍子でとっているので、文字数の多い野菜は16分音符で細かく刻むことになりますが、
早口ことばのようで小学生は楽しく練習できます。
(幼児、導入期のかたは、倍の4拍子で)
同じリズムの野菜を探したり、他の野菜のリズムを考えるのも良いですね。

大きい・小さい・中くらい

大小の概念

「大小の概念」は一般的に2、3才で獲得すると言われています。
音が大きい・小さいなど音の強弱の認識につなげるために、問題を作ってみました。



リトミックでは音価(音の長さ)を動物に例えて学びます。
動物をイメージしながら、リズムをとる、ステップを刻むなど体感で音の長さを理解。




ぞう 大きい(他にくま)

うさぎ 中くらい(他に犬・たぬき)

あり 小さい(他にひよこ・ねずみ)


楽器を演奏するときには

だんだん大きく(強く)

だんだん小さく(弱く)

こんな記号も見かけます

2023年3月25日 | カテゴリー : プレピアノ | 投稿者 : pianolesson-kanon

プレピアノレッスン教材①

プレピアノレッスンは、3歳~6歳の未就学児のお子様対象に行っています。
色々な教材がある中、使いやすいもの、子供の反応の良いものを紹介します。
小さいお子様なのでイラストが多くて、曲のイメージが湧きやすく、教材
を見てテンションが上がるものを選びました。



  • 進度がゆっくりで幼児向き
  • リズム譜がありピアノの弾く前に
    練習できる
  • 音符のはくを色塗りしたりワーク
    にもなる

  • 音符に色がついている
    (当教室と色の割り当てが同じ)
  • 歌詞がついていて歌いながら練習
    できる


  • 幼児版のイラストは可愛い感じ
    ①以降は永田萌さんのイラストで
    芸術的
  • 定番の人気テキスト

  • 体験レッスンに使用
    (知育やピアノの導入に)

グループ分け
2つと3つ
(このテキストを参考に作成)

  • リズム練習に

休符が抜けやすいので、テキストを
参考にリズム譜
を作成
指さししながらリズムをとると間違えにくい

  • 生活に身近な音(クラクションなど)
    を鍵盤で表現、遊び感覚でピアノに
    触れることができる

  • リズム遊び
  • 強い・弱い、うれしい・悲しい
    などの音楽表現をDVDやCDで学べる
    (ミッキーやミニーの声でテンションアップ)
2023年2月22日 | カテゴリー : プレピアノ | 投稿者 : pianolesson-kanon

右手と左手

右手と左手、幼児や低学年の子供たちが瞬時の判断できるように作ったカード。

「両方みぎてやん?」とつっこみがありました。

その通り💦。よく見ると親指の下にしわがあるのでこれは手の平。

正確には左手かと思われます。

作成したときにの両方の手のイラストが見つからず同じものを使いましたが、

左右反転の機能を使いこなせるようになったので作り直しました。

ピアノは両手を使って演奏するで、左右の意識大切です。

五線と音符

導入期は、このテキストを使用して、五本線(五線)に乗っかっている、はさまっている、ぶらさっがっている違いを理解し音よみにつなげています。

楽譜は、五線の場所にある音符の位置で音を表します。

線には名前がついており下から第一線、第二線・・・第五線です。

↓(赤の音符は線にある音符。)

線と線の間(あいだ)は、間(かん)と言います。

下から第一間、第二間・・・第四間です。

↓(青の音符は間にある音符)

 線・間の繰り返しで音が割り当てられています。

 上るほど高音下るほど低音になります。

五線に書ききれない高い音や低い音は、短い線(加線)を追加して音高を表します。

  線の音符(赤)間の音符(青)

中央のド

     中央のドとレ         中央のドとシ 

  ピアノの鍵盤の中央のドは加線を使って表し、独立しています。
  ト音記号とヘ音記号の二段楽譜(大譜表)では基本的に上段は右手担当、下段は左手担当です。
 (左側)レは第一線にぶら下がっており正確には下第一間の位置。
 (右側)シは第五線に乗っかっており正確には上第一間の位置。
 
  音域の広い楽器ピアノやハープなどの楽器は大譜表を使うので譜読みが大変です。

 

大譜表

ト音記号とへ音記号の対称にになっている音符の読み間違いが多いです。

レとシ、ミとラなど・・・。

当教室ではマグネットを使って上にのせてみたり、なぞって書いたり繰り返し練習しています。