短音階のしくみ

短音階には自然・和声・旋律の3種類あります。
 長音階のしくみはこちら

自然短音階 「全・半・全・全・半・全・全」の配列
           全 (全音) 半 (半音) 全音と半音とは?

和声短音階 自然短音階の第7音を半音上げる

旋律短音階 上行と下行で異なる
       上行 自然短音階の第6音と第7音を半音上げる
       下行 自然短音階と同じ

鍵盤で確認してみましょう!



2023年10月30日 | カテゴリー : 楽典 | 投稿者 : pianolesson-kanon

変化記号

変化記号とは、半音単位で音を変化させる記号のことです。
下記のようなものがあります。

実際に楽譜と鍵盤でどのように変化するのか見てみましょう。

ナチュラルは#・♭を外して元の高さにもどす

答え↓

2023年9月21日 | カテゴリー : 楽典 | 投稿者 : pianolesson-kanon

異名同音(エンハーモニック)

異名同音(いめいどうおん)とは、漢字の意味通りで、
名前は異なるが同じ音という意味です。
下記の図をみて鍵盤で確認してみましょう。

ではチャレンジ問題

答え

2023年8月31日 | カテゴリー : 楽典 | 投稿者 : pianolesson-kanon

長音階のしくみ

音階とは

1オクターブの中をきまった間隔で配列した音列

(ドレミファソラシド等)

長音階と短音階がある。

長音階は、全音と半音が下の図のような配列でならんだ音列です。
中学校では、音楽のテストでも出題されるので「全・全・半・全・全・全・半」
呪文のように唱えて覚えてみましょう。
ちなみに短音階は、「全・半・全・全・半・全・全」です。

上の音階はド(主音)から始まっているので、主音ドの日本音名がその音階の調の名前になります。
(上の音階は主音がドなのでハ長調です。)

ドレミファソラシドはイタリア語で日本語では「ハ二ホへトイロハ
です。

①二長調の二は、イタリア語で、この音が主音になるので、まずレから高いレまでの1オクターブの音符を書いて長音階の配列「全・全・半・全・全・全・半」にする。
②下図のが長調の配列ではないので、変化記号(#・♭)で調整する。

全音・半音とは?

2023年8月3日 | カテゴリー : 楽典 | 投稿者 : pianolesson-kanon

全音と半音

半音高く、半音低くというフレーズを音楽の授業やピアノのレッスンで使いますが、
半音とは、一番近い音(鍵盤)を表します。
は、半音+半音(鍵盤3つ分)です。



左の鍵盤の図をみると
ドの一番近い鍵盤はド♯


全音は鍵盤3つ分(その音含む)
なのでシ♭

子どもに指導する場合、鍵盤に☆をつけてわかりやすくしています。

半音は☆2つ分(鍵盤2つ分)
ドと半音の関係にあるのはド♯

全音は☆3つ分(鍵盤3つ分)
ドと全音の関係にあるのはシ♭

全音・半音どっち?
上の鍵盤を見ながらトライしてみましょう!

こたえ

1 ミとファ 半音
2 ソとラ  全音
3 シとド  半音

4 ミとファ♯ 全音
5 ソとラ♭  半音
6 シ♭とド  全音

2023年7月21日 | カテゴリー : 楽典 | 投稿者 : pianolesson-kanon

拍子記号

拍子記号は、その曲が何拍子かを表す記号です。
普段聴いている曲や演奏している曲の楽譜を見てみると、楽譜の最初の部分に記載されています。

下(分母)は、どの音符を1拍とするかの基準を表しています。
(音符の名前の頭文字 4分音符の、8分音符の、2分音符ののいずれか)

上(分子)は、1小節にその音符が何拍入るかを表しています。


上の楽譜も下の楽譜も同じ3拍子ですが
上の楽譜は、4分の3拍子なので4分音符が1拍
下の楽譜は、8分の3拍子なので8分音符が1拍
になります。

楽譜を自力で読めるようになるには、必要な知識です。
拍子によって音符の長さが変わるので要注意です。

2022年12月17日 | カテゴリー : 楽典 | 投稿者 : pianolesson-kanon