五線と音符

導入期は、このテキストを使用して、五本線(五線)に乗っかっている、はさまっている、ぶらさっがっている違いを理解し音よみにつなげています。

楽譜は、五線の場所にある音符の位置で音を表します。

線には名前がついており下から第一線、第二線・・・第五線です。

↓(赤の音符は線にある音符。)

線と線の間(あいだ)は、間(かん)と言います。

下から第一間、第二間・・・第四間です。

↓(青の音符は間にある音符)

 線・間の繰り返しで音が割り当てられています。

 上るほど高音下るほど低音になります。

五線に書ききれない高い音や低い音は、短い線(加線)を追加して音高を表します。

  線の音符(赤)間の音符(青)

中央のド

     中央のドとレ         中央のドとシ 

  ピアノの鍵盤の中央のドは加線を使って表し、独立しています。
  ト音記号とヘ音記号の二段楽譜(大譜表)では基本的に上段は右手担当、下段は左手担当です。
 (左側)レは第一線にぶら下がっており正確には下第一間の位置。
 (右側)シは第五線に乗っかっており正確には上第一間の位置。
 
  音域の広い楽器ピアノやハープなどの楽器は大譜表を使うので譜読みが大変です。

 

大譜表

ト音記号とへ音記号の対称にになっている音符の読み間違いが多いです。

レとシ、ミとラなど・・・。

当教室ではマグネットを使って上にのせてみたり、なぞって書いたり繰り返し練習しています。

音階穴うめ

ドレミファソラシドの音階、ピアノのレッスンスタートするときに上りのドレミファの順番は大抵の方が言えますが、下りのドシラソや一つとばしは経験不足でスラスラ言えません。導入期に習うヘ音記号は、真ん中のドからドシラソと下っていくのでたくさん練習が必要です。声に出して呟いたり、歌ったり、書いたりして覚えていきましょう。譜読みには必須のスキルです。

wordで手作り教材をつくってみました。

子供の教材はイラストを入れるようにしています。

C・G7コードで伴奏練習

伴奏とは、歌や器楽の主になる旋律を支えるため、他の楽器で補助的に演奏すること。

「引き立て役」ですが、土台になる重要な役割ですね。

学校の音楽会や合唱コンクールでの伴奏、幼児保育進まれる方、連弾でsecondを上手く弾くためにも

普段から慣れておくためにレッスンで取り入れてみました。

CとG7の2コードで弾ける楽譜

  ポイント  ・同じ音符の粒(長さ)をそろえる

        ・右の和音はマルカート(少し音と音の間を空けて)

         1拍キッチリの伸ばすと重たく聴こえます

        ・左手は拍の頭なのでしっかり打鍵


 ポイント  ・右手ソからミ(6度) ソ~ファ(7度)間隔をしっかりとらえる

       ・左手のベース音レガートで(つなげて)

       ・ゆったりのテンポキープ

2コードなので片手ずつ×1、両手×2くらいでミスなく弾ける方が多かったです☺。

2022年6月9日 | カテゴリー : 伴奏 | 投稿者 : pianolesson-kanon