リズムトレーニング

楽譜を読む=音高・リズムを同時にとらえることです。

ピアノ初心者の方、譜読みの時にドレミの音は読めてもリズムを正確にとること

は難しいようです。

拍子記号をみて音価(音の長さ)をとらえ、正しいリズムに変換する作業は、

音符や休符の種類が増えるほど頭が混乱してしまいますね。

当教室では、リズム感覚を身につけるためいろんな方法でトレーニングしています。

今回紹介するのは、①目と耳でリズム譜を確認正しいリズムを選ぶ方法です。

音符の長さや休符の違いを見つけて選んでいく、考える作業で音価の理解が深まります。

下記のリズム譜はすべて4分の4拍子。
ABCの順に流れていくのでリズム譜を目で追いながら確認してみましょう。
メトロノームが1拍をカウント

リズムを聴いて正しい順にならべましょう

【1段目】

【2段目】

音感トレーニング

ピアノのように音程が定まっている楽器は、楽譜を読みながら

練習をしていると自然と音感が身についていくものですが、

音を意識する、音程の理解を深めるためにレッスンで確認作業を行っています。

問題は、ピアノで弾いた順にカードABCを選んでいくパターン。

音を聴いてドレミを自分で判別するわけではないので、音感に自信がない方

でもわかりやすいようにスタートの1音目を同じ音にして、前後の音の流れ

で選択できるようにしています。

注意点は、音の進行(同じ・上がる・下がる)を意識して聴くこと


【1段目】

【2段目】

間違った問題は、もう1度聴いて歌ったりピアノで弾いてみたりすると

少しずつ音感が身についていきますよ!




音の聞き取り③

聞き取りが苦手な方は、問題に出てくる音をまず聞いて声に出してみる、手☝で
音の上下を表してあげると前後の音の高低がわかりやすくなり正解率があがります。
繰り返しの練習が必要で、苦手意識をもってほしくないので〇がたくさんつくように
もっていきます。

〈チャレンジ問題〉↑の5・6番

   

答えは

 5番 シ ド ド シ

 6番 シ ファ シ シ  

慣れてきたら3音の聞き分けに挑戦です。

〈チャレンジ問題〉↑の4番・5番


答えは

4番  ラ ファ レ ラ

5番  レ シ  ソ シ

2022年11月3日 | カテゴリー : 聴音 | 投稿者 : pianolesson-kanon

音の聞き取り②

ドレミの3つの単音の聞き取りまでは比較的スムーズに進みますが、

ファ・ソのあたりから分からなくなる方がいます。

ドの音から音階の順番に弾いていくとわかるようですが、単音での響きは聞きなれず

記憶していないのかもしれませんね。

何度も聞いている音は、脳内で蓄積されたデータと照らしあわせて聞き取れるようになるようなので、

繰り返しの作業が必要です。

レッスンでは2音の聞き比べをして音を意識して聞いてもらいます。

ド~シの7音から選択するよりはハードルが低いので正解率が高めです。

子供はわからない、難しいとやる気がなくなるので小さな達成感、その積み重ねが

大切かなと思います☺。

〈チャレンジ問題〉↑の4番・6番

答えは

4番 ファ ソ ソ ファ

6番 ファ レ レ ファ

2022年9月27日 | カテゴリー : 聴音 | 投稿者 : pianolesson-kanon

音の聞き取り①

音感を身に着けるために、ピアノの聞き取りをレッスンで行っています。

音高が聞き分けられると、譜読みのときのミスや歌うときの音程のズレに

気づくことができます。ピアノを弾くことで自然に身につくこともありますが、

トレーニングで確実なものに。

導入期はまずド・レの聞き分け。

前後の音と比べて楽譜のすき間を埋めてもらいます。

できるようになるとすき間を増やしたり、1音ずつ増やしていきます。

書くことによって音符もおぼえることができます。

何事も身に着けるというものは時間がかかることですが、一歩ずつ。

2022年9月9日 | カテゴリー : 聴音 | 投稿者 : pianolesson-kanon